窓ガラスの御神渡り ?
今年は、連日の寒気影響で日本海側では大雪で太平洋側では気温がグンと低くなっていますが、こんな現象が・・・・。
「何も触れていない、窓ガラスが突然このように割れてしまった!!」
数年に一度ぐらい、このようなご連絡を頂くことがあります。こらは、熱(気温や日射)変化が急激に生じた場合や窓に部分的に日陰ができ極端に表面の温度差が出来た場合などに起こることのある現象です。もちろん、別の原因で小さな傷などで起こることもあります。1例としては、鳥が、ガラスの反射に反応して突っ込んだ例も多く御座います。
ガラスは、非常に硬い材料ですが目には見えないような小さな温度差による伸縮があります。
その伸縮が、ガラス全体で吸収しきれなくなり、稀に割れてしまうことがあるのです。
夏でも日射変化や冬では温度差で起こってしまうのですが・・・。
湖などで起こる「御神渡り」のような現象です。湖では、神様が通った跡などとも言われますが・・
お客様にとっては、痛い出費となってしまいます。
寒暖の差が激しい、真冬や真夏に窓のガラス面が一部陰になったりガラスにステッカーなどを貼ったりしないようご注意いただくのも予防策かと思います。